「派遣って、仕事が急に終わるんでしょ?」「不安定そうでこわい」。事務に興味はあっても、派遣と聞いてブレーキがかかる人は多いと思います。その心配、ごもっともです。
でも実は、派遣にはいくつか形があって、そのうちの「無期雇用派遣」は、今までのイメージとは少し違うんです。心配なところに、ひとつずつ答えてみますね。
派遣先との契約が終わったら、おしまい?
答えは、おしまいではありません。
派遣では、お給料を払う会社(雇い主)と、実際に働く会社が別です。雇い主は派遣会社で、働く先が派遣先の会社。無期雇用派遣の人は、派遣会社と、期間を決めない契約を結びます。
だから、派遣先の仕事が終わったというだけで、無期雇用の人を辞めさせてはいけないことになっているんです。 これが、安心ポイントその1です。
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「でも、同じ職場で働き続けられるわけじゃないよね?」
その通りです。ここは大事なところなので、はっきりお伝えします。
雇用が続くことと、同じ職場で働き続けられることは、別の話です。 派遣先との契約が終われば、その職場での仕事は終わって、次の職場に移ります。
それでも、「仕事がなくなって、収入がゼロになる」という不安とは、少し違います。次の職場を探してもらいながら、雇われている状態が続くからです。
次の職場は、探してもらえるの?
安心ポイントその2です。本人のせいではない理由で派遣の契約が途中で終わったときは、派遣会社が派遣先と協力して、次の仕事の機会を確保するよう努める決まりになっています。 雇うだけでなく、次の派遣先の確保にも会社が取り組む、という考え方です。
すぐに見つからないときも、まずはお休みの扱いにするなどして、雇用を守るのが基本です。
勉強する機会はあるの?
安心ポイントその3です。派遣会社は、雇っている全員に、入社時の研修を含む教育訓練を、お給料をもらいながら受けられる形で用意する決まりです。無期雇用の人には、長く働くことを考えた内容にすることも求められています。希望すれば、キャリアの相談ができる窓口もあります。
内容は会社ごとに違うので、パソコンの練習がどれくらいあるかなどは、相談のときに聞いてみてください。
安心ポイント、まとめて3つ
- 派遣先の仕事が終わったというだけで、無期雇用の人を辞めさせてはいけない
- 契約が途中で終わったときは、派遣会社が次の仕事の機会の確保に努めることになっている
- 入社時の研修を含む教育訓練を、お給料をもらいながら受けられる
待機中のお給料は、どうなるの?
次の派遣先が決まるまでの間、会社の都合(会社の責任)でお休みになる場合は、お休みの間も「休業手当」として、平均のお給料(平均賃金)をもとにした額の6割以上が出る決まりです(厚生労働省の公式ページより)。
ただし、6割は最低ライン。 それより多いかどうかは、会社しだいです。待機中に今までと同じお給料が出るのかは、会社によって違う可能性があります。働く前に聞いておきましょう。
働く前に聞いておきたいこと
- 「次の派遣先が決まるまでの間の給与は、どう計算されますか」
- 書面で見せてもらえるか
どちらも、聞いてかまいません。
次の一歩
- 気になる会社が見つかったら、待機中の給与と研修の中身を、働く前に聞く
- 仕組みをもう少し知りたい人は、無期雇用派遣と登録型派遣のちがいの記事や、次の派遣先が決まるまでの給与の記事へ
- 相談から働き始めるまでの流れは、相談の流れの記事で見られます
不安をひとつずつ確かめていけば、派遣という選択肢もぐっと見えやすくなります。確かめたいことがあれば、このページの下の LINE から気軽に聞いてください。


